【自分で出来る窓の断熱】断熱構造ハニカムブラインド「ハニカムアッス(ハニカムaSsu)」の使用レポート

ハニカム断熱ブラインド DIY

冬場の窓からの冷気をなんとかしたい!!

この家の冬場の悩み事。

それはとにかく寒いこと!!
居間に使っている部屋は窓も大きく、
冬場は窓から、ものすごい冷気を感じます。

簡単に窓廻りの断熱をしたい!!
これを機にカーテンでごちゃごちゃとした窓廻りをスッキリさせたい!!
なんとなくいつもホコリっぽい感じ、カーテンを開けた状態のとき、グチャグチャした感じも気になっていました。
そこで色々考えました。

窓廻りごちゃごちゃ

寒いだけでなく、カーテンでゴチャゴチャしている居間の窓廻り

 

窓の断熱方法を検討する

検討1「インプラスなどの内窓を設置+ロールカーテン」
メリット
・断熱性は良さそう
デメリット
・窓二重って、掃除、開け閉め、なんかめんどくさい
・二重窓にロールカーテンをつけると、角の部分がごちゃごちゃしそう(窓の枠内に取り付けできない)
・費用がかかる

 

検討2「現状の窓のまま、断熱構造ハニカムブラインドを設置する」
メリット
・窓の廻りがすっきりする
・閉め切ってしまえば、今よりは断熱性が良さそう
・自分で簡単に設置できる
デメリット
・断熱性は二重窓より劣る

二通りの方法を検討し、今回は窓の廻りのカーテンもすっきりとさせたかったので、断熱構造ハニカムブラインドを取り付けることにしました!!

断熱構造ハニカムブラインドにハニカムアッス(ハニカムaSsu)を選んだ理由

断熱構造ハニカムブラインドは色々なメーカーさんの商品があります。
そこで断熱ブラインドについてもいろいろ調べました。
サンプルを色々とってみで、実際窓に付けてみたりして、透け感、色合いなどを検討しました。
どちらのメーカーにも、採光タイプと、遮光タイプがありますが、
冬場に締め切った状態でも、フワーっと柔らかい光が入って、
かつ外から室内の様子がまともには透けない程度にプライバシーが保てるものを希望していました。
最終的に選んだのが、生地がしっかりしていて、上下コードタイプのある
ハニカムアッス(ハニカムaSsu)という商品です!!
実際に使ってみて、すごく気に入っているので、選んだタイプや、使い勝手など、ご紹介したいと思います。

断熱ハニカムブラインドを採光タイプにした理由

居間として使っている部屋なので、
昼間に占めた状態でもフワーっと柔らかい光が入るものが希望でした。採光タイプを選びました。
実際、閉め切っても、障子のような柔らかな光が入ってきます
和室にも合うデザインだと思います。

閉めても光が入る

採光性のある素材だと、断熱ハニカムブラインドを閉め切っても柔らかい光が入ってくる

居間として使っている部屋なので、
昼間に占めた状態でもフワーっと柔らかい光が入るものが希望でした。
サンプルで試して、採光タイプだと、程よい透け感があり、これは良さそうだなと感じました。
実際、閉め切っても、障子を閉めた時のような柔らかな光が入ってきます
和室にも合うデザインだと思います。

 

断熱ハニカムブラインドの空気層タイプの選択

空気層ですが、25mm、45mmS、45mmW、38mmのラインナップです。
断熱性は、45mmW(ダブルハニカムになったもの)が一番良いですが、ダブルになっている分、たたみ代が大きくなってしまいます。
資料で見比べると、タイプによってたたみ代(畳んだ時の厚み)が随分違うことが分かりました。

今回は、たたみ代が一番小さい、45㎜Sを選びました。

窓の高さは1m70cmなので、カタログのたたみ代計算式で厚みを計算すると、
上下コードタイプで45mmWだと、12.42cm、
45mmSだと9.02cm、
その差3.4cm!!
少しでも窓廻りをスッキリさせたかったので、今回は45mmSを選択しました!!
思った以上に畳んだ時の厚みが無くて、本当にスッキリとしました!!
私の場合だと、たたみ代計算式(目安)よりも2cm薄く、約7cmのたたみ代でした。(ここは個体差があると思います)

たたみ代

ハニカム断熱ブラインドのたたみ代(畳んだ時の厚み)

 

操作タイプを上下コードタイプにした理由

冬場に窓の下のほうから入る冷気を防ぎたい。
でも昼間に全部閉めると、まったく外の景色が見えなくなって、なんだかさみしいので、上部だけ開けて使える上下コードタイプを選びました。
上の部分が開くだけで視界が全然違います!!

上だけ開ける

寒い冬場は、窓の下の方の冷気を防ぎつつ、上部から自然光を取り入れることができる

操作タイプ

操作タイプはコードタイプ、上下コードタイプ、ループコードタイプの3パターン

ハニカムアッス(ハニカムaSsu)のカラーバリエーション

白~ベージュのナチュラルカラーから、
さわやかなブルー系、
シックな茶系
使いやすいカラーラインナップです。
白もいいなと思いましたが、今回は柔らかな印象のフリントを選びました!!

カラー

カラーバリエーションも豊富、今回はベーシックなオフホワイト系の色にした

実際の断熱構造ハニカムブラインドの質感(透け感)

サンプルで透け感についてはなんとなく確認していましたが、一番心配だったのは、夜間に外から部屋の中が見えるのは困るなという点でした。これは昼間の写真ですが、ブラインド真後ろに手がある状態です。少し透けている感じ。

透け感1

真後ろに手を当ててもシルエットがうっすら映る程度

ブラインドから5cmほど手を離した状態、そんなに透けてないですよね。
生地はしっかりとしていで、薄い色でも透け感は少ないと思います。
夜間に明かりがついた状態でも、外から室内が透けることはありませんでした。

透け感2

ブラインドから5cmほど手を放すと、シルエットもほとんど分からない

 

断熱構造ハニカムブラインド「ハニカムアッス(ハニカムaSsu)」の取り付けやすさ

一般的なロールスクリーンと取り付け方は同じです。
一人で簡単に取り付けすることができました!!

ハニカムアッス(ハニカムaSsu)上下コードタイプの操作性

断熱構造ハニカムブラインドですが、上下コードタイプでも、スムーズに開閉の操作ができます!!

操作性

左のコードで上下の開閉ができる

コードが両サイドにあるので、うっとうしいかもという心配がありましたが、窓枠にコードフックを取り付けると、問題なく使えています!!

コード

左右にあるのコードは、それぞれ窓枠収まるよう、フックを取り付けた

上下コードの場合、ブラインドに向かって左のコードが普段の開閉用、
右のコードが上部の開閉用になっています。
事前に調べていたので、びっくりしませんでしたが、右側のコードは一番短く設定(注文)しても、かなり長いです!!(ここは注意してくださいね)

コード

上下コードタイプの右側のコード(上部の開閉に使うコード)はかなり長い

断熱ハニカムブラインドの気になる断熱性能は?

断熱構造ハニカムブラインドを取り付けてから、初めて迎える冬。
ブラインドを閉じて断熱性能の検証をしてみました!!

子供が窓を開けないための柵

子供がブラインドに触らないよう、柵の後ろにブラインドを下した

なんとなく子供が触らないように柵を調整してから、断熱ハニカムブラインドを全て閉じてみました!!

断熱ハニカムブラインドを閉じた状態

断熱構造ハニカムブラインドを閉じた状態

すると…
凄い!!
まずエアコンの効き具合が全然違います!!
そして、窓のそばに行っても冷気を感じない!!
ブラインドでこんなに違うの!?
試しに、ブラインドと、窓の間に手を入れてみると、それはそれは寒いのです。

断熱ブラインドと窓の間に手を入れてみる

断熱構造ハニカムブラインドと窓の間に手を入れると、めちゃくちゃ手が寒い

一体どれくらい温度が違うんだろう?
同じ時間に温度計を見てみると
外気温約5℃

外気温5℃

外気温5℃の温度計

室内約13℃(エアコンを付けた後、しばらく切った状態)

室内の温度約16℃

断熱構造ハニカムブラインド設置した部屋の温度 13℃

窓と断熱構造ハニカムブラインドの間約8℃
改めて、窓の近くの寒さを実感しました。

断熱ブラインドと窓の間の温度8℃

断熱構造ハニカムブラインドと窓の間の温度8℃

断熱構造ハニカムブラインドは、窓枠を計ってオーダーしているので、枠の中に隙間なくピタっとはまっています。
これが断熱性のポイントです!!

窓枠とブランドの間

窓枠と断熱構造ハニカムブラインドの間の隙間は1mm程度

大きな窓の場合、2枚取り付けが必要になりますが、ブラインドとブランドの間も1mmほどしか隙間はありません!!

ブラインドとブラインドの間の隙間

2枚の断熱構造ハニカムブラインドの間の隙間も1mm程度

断熱構造ハニカムブラインドの冬場の結露

断熱性能はかなり実感できました。
冬場にもう一つ気になるのが、結露!!
閉じた状態だと、結露はどうなんだろう?
室内の湿度が低い時は結露はありませんでした。

断熱ハニカムブラインド使用時の結露の様子2

室内の湿度が低い時、結露はなかった

室内に洗濯物等があり、湿度が高そうな時にブラインドを開けると…
結露していました…
これは室内の湿度に左右されるので、仕方ないかなと思います。

断熱ハニカムブラインド使用時の結露の様子

室内の湿度が高い時は、結構結露する

シングルガラスで、窓からの冷気が本当に辛かったのですが、断熱ハニカムブラインドで、冬でも今までより快適な温度で過ごせています!!

予算ができたら、他の部屋にもぜひ取り入れたい!!

ハニカムアッス(ハニカムaSsu)の意匠性

想像以上に全開状態のスッキリ感が良い!!
閉じた状態でも、障子ような柔らかな印象で、かつスッキリとしている!!
和室、洋室問わず使えるデザインだと思います。

ハニカムブラインドを開けた窓

断熱構造ハニカムブラインドは全開状態の時、厚みが小さいので窓廻りかスッキリする

断熱ブラインドを閉め切った状態

断熱構造ハニカムブラインドは閉め切っても、意匠性が良い

価格

ハニカムアッス(ハニカムaSsu)は比較的良心的な価格だと思います。
今回は大きな窓に2台(幅1411mm×高さ1700mm)、小さな窓に1台(幅1730mm×高さ1205mm)の、計3台、
上下コードタイプで、税込み11万5000円ほどでした。

まとめ

良い点
・断熱構造ハニカムブラインドは自分で簡単に取り付けられる
・断熱性が実感できる
・ブラインドを閉めると窓からの冷気をかなり軽減できる
・窓廻りがスッキリする
・操作性が良い
改善点
・子供がいたずらするのが心配
・コードが結構長い