築90年の家の木製建具
築90年の家に住み始めて約10年。
毎年、冬になると気になる木製窓からの隙間風!!
毎年、毎年何とかしたいと思いながら、良い策が見つからず「寒い冬を」「寒い家で」「より寒く」過ごしてきました…
今年は冬場に母も来る予定なので「トイレ、洗面所の隙間風を何とかしといて」とのリクエストが!!
普通実家に帰ってあー寒いなって感じるのが、私の場合は逆で、母が私の家に来て、この家は寒いと言うのです。
さすが築90年なのです。
築90年の家の木製窓の現状は隙間だらけ!!
問題はこの窓、洗面所とトイレがある部分の木製窓です。
おそらく建具は当時のまま。ガラスもきっと当時のままだと思われます。
枠と窓の間に隙間があるのは当然ながら、
窓とガラスの間にも結構な大きさの隙間があります。
もはや隙間というより、窓を少し開けている状態…
冬寒いのは当然です。
DIYで簡単に隙間風を改善する方法を考える!!
DIYで簡単に、費用も抑えて、改善する方法として、
色々考えました。
この方法だと、窓とガラスの間の隙間を塞ぐのは難しい…
この木製窓、真ん中に開閉のネジ(鍵?)が付いていて、結構手前に出っ張っているのです。
さすがに鍵を外すのも良くないので、鍵は閉じたままでとなると、
ビニール袋のような柔らかい素材なら覆えるかもしれませんが、
できればパネル状のもので覆いたいので、内側から何かするのは難しそうです…
内側からが、難しそうなので、外から木製窓を見てみました。
そもそも、めったにこの木製窓は開けることがないので、外側から塞いでしまっても、使用上問題ないし、
出っ張りもないし、外側から、パネル状のものを貼ったらいいんじゃないかな。
こちらは網戸が追加で取り付けてありますが、木の枠があるので、同じようにパネル状のものが貼れそうです。
外側から木製窓を塞ぐ材料を探しに行く
検討の結果、案3の外側からパネルで窓ごと覆ってしまうことにしました。
木製窓ですが、3か所あります。
・幅87cm×高さ67cm
・幅95cm×高さ67cm
・幅96cm×高さ109cm
さて、材料はどうしようかなあ…
あくまで冬場だけで、暖かくなったら外す予定です。
なので、余りお金をかけたくありません。
ポリカーボネート板がいいかなあ。
厚み3mmっていうのもあるのね。
1枚 1848円(税込)
こちらは厚み4mmのポリカーボネート板
1枚 2178円(税込)
最低でも2枚は必要だし、うまくいくか分からないし、
もう少しお手頃な素材で試してからポリカーボネート板は使ってみよう。
というわけで、圧倒的低価格!!養生パネルを1枚購入して帰りました。
1枚 195円(税込)
いよいよお試しDIY
まずは窓枠の大きさに合わせて養生パネルをカッターナイフでカットします
窓枠に養生パネルを合わせてみます
さてどうやってくっつけようかな
養生パネルはそんなに丈夫なものではないので、
そのまま釘で打ち付けると割れてしまいました。
なので、1cm角程度の木の棒を使って固定すつことにしました。
養生パネルの上に、木の棒を当てて、釘で打ち付けます
こんな感じになりました
内側から見るとこんな感じ。
見た目には大きな隙間はなく良い感じです。
もともと乳白色のガラスなので、養生パネルの色も気になりません。
養生パネルは試しに使う予定でいたが「意外とこれで良いんじゃない?」
と思い始めました。
ガラスの隙間はそのままですが、外側に蓋がしてある安心感!!
追加でもう1枚、養生パネルを買いに行き、
一番大きな幅96cm×高さ109cmの窓は養生パネルをカットしてテープでつなげて使いました
テープでつないだ面を内側にして使いました。
継ぎ目、そんなに目立たないです。
高さ109cmの部分は木の棒の長さが足りなかったので、少し継ぎました
3ヵ所とも養生パネルで覆いました
木製建具の隙間風対策DIYのまとめ
・室内にいる時の隙間風がない分、寒さが軽減したと実感できてます
・窓が透明の場合は透明のポリカーボネート板の方が光も入るし良さそうです
・次回はポリカーボネート板でやってみたいと思います