和室の一部を収納にしたい「物干しロープ」で目隠しカーテンを取り付けた

ロープカーテン DIY

和室の一部を収納スペースに改造したので、目隠しが欲しい

和室で使っていない床の間をDIY改造してクローゼットとして使っています。

和室の床の間

DIYでクローゼットとして使っている床の間

このままでは衣類が丸見えで、見栄えが良くありません

床の間の横には違い棚があるスペースがあり、一面をカーテンで目隠ししたいと思っています。
天井は竿縁天井なので、天井に直接カーテンレールを付けることはできません。
この部分、なるべく天井に近い位置から、一面をカーテンで目隠ししたいのです。
幅は約3.8m、天井高は約2.4メートルです。

和室の床の間と違い棚

収納として使う床の間と違い棚

DEWEL物干しロープを購入する

他の部屋では竿縁天井の竿縁部分にカーテンレールを付けて使ったことがあります。
今回の場所では、竿縁の位置と、カーテンを設置したい位置が合いません。
廻り縁にカーテンレールを取り付けるのも、なんだかしっくりしませんでした。

和室の天井

和室の竿縁天井と、廻り縁

IKEAでワイヤーにカーテンを取り付けているお部屋を見たことがあります。
カーテンレールより見た目もスッキリしているし、使ってみたいと思いましたが、
我が家の和室の現状では、大きさやカタチなど、取り付けるのが難しいなと思っていました。

IKEAのワイヤーカーテン

IKEAで見たワイヤーカーテンのイメージが良いなと思っていました

和室の天井の廻り縁

廻り縁にIKEAのワイヤーカーテンは取付けるのは難しい

我が家の天井でも取り付けができる、ワイヤーカーテンを探し、
見つけたのがDEWEL物干しロープです。
取り付け金具が比較的小さそうだったので、これなら取り付けができるかなと思いました。
ロープの長さも6m、耐荷重60㎏です。
今回はカーテンを吊るすだけなので、耐荷重はあまり重視していませんが、すごい耐荷重です。
早速ポチッ。
実物は見ていないので、さて、どんなものが届くのかな。
ワクワク!!

DEWEL物干しロープ

インターネットで見つけたDEWEL物干しロープ

実物を見て感じたDEWEL物干しロープのサイズ感

実際に届いたDEWEL物干しロープです。
写真で見るより、ロープが太く、結構ずっしりとしています。

DEWEL物干しロープ実物

写真で見るより、ロープが太いDEWEL物干しロープ、金具はナットで、ロープの長さを調整する

こちらはターンバックルです。ロープの張り具合を調整するための金具です。
左側のフックは壁に固定し、右側はロープを通します。
ターンバックルを回すと、ネジで中心に引き寄せられ、ロープがピンと張ります。

ターンバックル

ターンバックルを回して、たわんだロープを引き寄せる

壁に取り付ける拡張フックです。
これが予想以上の大きさでした。
長さは約8cm

拡張フック

壁に取り付ける拡張フック 長さ=約8cm

径は約9mmあります。
拡張フックを取り付けるには、9mmの径が入る穴を空けなければなりません。
取り付け予定の回り縁には、拡張フックの大きさの穴は、あけられません…(あけたくありません…)

拡張フック

拡張フックの径=約9mm

洋灯吊りを使ってDEWEL物干しロープを取り付ける

ロープは6mあるので、和室の横幅に合わせて、ペンチでカットしました。
硬いですが、力を入れたら、私でもカットできました。

ロープをペンチで切る

ロープはペンチでカットしました。

ナットは、ロープを挟みネジ止めして使います

ナット

ナットはこのような部品です

ナットとロープ

ロープの長さを調整してナットに挟む

廻り縁へは、拡張フックの代わりに、自宅にあった洋灯吊りを使うことにしました

拡張フックと洋灯吊り

壁側(廻り縁)の固定には洋灯吊りを使いました

廻り縁に洋灯吊を取り付けてから、ナットとロープの輪を引っかけました

洋灯吊とナット

洋灯吊を廻り縁に取付けて、ナットとロープを引っかけた

ターンバックルも同じように、廻り縁に取り付けた洋灯吊に引っかけました。

洋灯吊とターンバックル

廻り縁に洋灯吊を取り付け、ターンバックルとロープをつないだ

ターンバックルを回すと、ロープがピンと張りました。

物干しロープ

ロープの長さは約3.8m

カーテンはIKEAのHANNALILL(ハナリル)

カーテンですが、天井高が約2m40cmの部分に取り付けます。
カーテンも高さが高くなるほど値段が高くなったり、特注サイズで店頭にないことが多いです。

IKEAのカーテンは高さがあるものでもお値段がお手頃なので、いろいろなところに活用しています!!

今回使用するのはIKEAのHANNALIL(ハナリル)です。
幅145cm×高さ250cm が2枚入っています。
価格は1パック2499円です。
素材は綿100%、遮光性はなく、透け感があります。
光による洋服の色褪せが心配な方は遮光カーテンを使った方が良いと思います。

IKEAのHANNALIL

IKEAのHANNALIL 1袋に2枚入っています

今回は、幅約3.8mの場所に使うので、2パック用意しました。

洋服の日焼け対策でクローゼット部分は、カーテンの内側に、さらに遮光カーテンを取り付けようと思っています

カーテンの長さ調整

天井高2m40cmに対して、カーテンは2m50cmあります。
このまま使うと、床についてしまうので、長さ調整をします。
カーテンロープにカーテンを合わせて、2m50cmのカーテンを18cm裾上げして、2m32cmにします。

カーテンの裾上げ

2m50cmのカーテンを18cm裾上げする

ミシンで裾上げしたカーテンを、物干しロープに取り付けてみます

ロープに取り付けたカーテン

実際にロープに取り付けてみた

あれっ?ちょっと短い。
なんだかしっくりこないのでやり直します…

裾上げしたカーテン

裾上げしたカーテンが思ったより短すぎた…

次は10cm裾上げして、2m40cmにします。

カーテンの裾上げ位置

10cmの裾上げにやり直し

ロープにカーテンを通します。
ポールに直接カーテンを通す方法として、IKEAの説明書にはこのような図がありました。

カーテンの通し方

IKEAのカーテンの通し方

同じようにロープに通してみます

IKEAのカーテンをロープに通す

パイプに通すのと同じように、ロープに通してみた

試しに、輪になっている部分にもロープを通してみました。(これは説明書にはない方法)

カーテンにロープを通す

試しに、輪になった部分にもロープを通してみた

説明書にはない方法(輪にロープを通した方)ではカーテンがクシュクシュっとしてしまいました。

ロープに通したカーテン

説明書にない方法でロープに通すと、キュっと絞ったような感じになってしまった

ポールに直接カーテンを通す方法の方が、カーテンがフラットな感じで見た目が良かったです。
なので、この方法で全体をロープに通していきたいと思います!!

ロープにカーテンを通した状態

手前がポールに通す説明と同じようにロープに通したカーテン

目隠しカーテンの完成!!

裾上げしなおしたので長さも良くなりました!!
なんかちょっとだけ和室があか抜けた感じがします。(自己満足ですが…)
奥に床の間をクローゼットにした収納と、違い棚のスペースがあります。
目隠しがあるので、中が見えることはありません。

目隠しのカーテン

床の間と、違い棚がある部分に目隠しカーテンが取り付けられた

幅が広いので、カーテンを付けると、カーテンの重みで中心が少したわんでいるように感じました。
中間地点には洋灯吊を取り付け、ロープを上に乗せました。

横幅の中心に取り付けた

中間地点に洋灯吊を取り付けた

洋灯吊にロープを乗せる

洋灯吊にロープを乗せるると、たわみが気にならなくなりました

カーテンの開閉もスムーズにできています。

カーテンの開閉

カーテンの開閉もスムーズです。

今回のDIYの費用

・DEWEL物干しロープ(L)6m ¥1,580
・IKEAのHANNALIL(ハナリル)(カーテン) 145cm×250cm 2枚入 ¥2,499 2セット ¥4,998
・その他 雑費(洋灯吊等) ¥500
合計 ¥7,078

まとめ

良かった点
・物干しロープはカーテンレールを使うのが難しい場所でも簡単に取り付けができた
・物干しロープはカーテンを取り付けると目立たないので、見た目がスッキリして良い
・物干しロープとカーテンの組み合わせは開閉もスムーズ
・IKEAのカーテンは高さがある場所でも、十分な長さがあり、コスパも良い
・目隠しができたので、中が見えることを気にすることなく収納ができるようになった
改善点
・拡張フックは予想以上に大きな穴を空ける必要があった
・カーテンに遮光性がないので、今後内側に遮光カーテンを取り付けたい
・たわまないようにロープを張るのが難しかった