洗面脱衣室をもっと使いやすくしたい!!
実家の洗面脱衣室は床置きのモノが多くて、狭く感じます。
タオルや化粧品の収納には背の高い引出し付きのカラーボッスクを使っています。
もともと知り合いの方から譲り受けた棚なので、何年前のモノか分かりません。
この棚がボロボロになってきたので、洗面脱衣室の収納をちょっと変えたいという話になりました。
洗面脱衣室の使いにくいところを考える
洗面所の使いにくいところを考えていきます。
使いにくい原因は「収納の容量が足りない」のと「床置きのモノが多い」ことのようです。
新しく作る棚に収納したいモノ
新しく作る棚に収納したいモノをリストアップします!!
収納スペースDIYのプランを考える
今回作る収納の計画しています。
初めはカラーボックスの代わりに、キャスター付きの棚を作る計画でしたが、
壁面上部のスペースを使えばもっと収納が増えていいのではと思いました。
壁面には棚柱を取り付け、今まで使っていなかった部分に収納を作ります。
細かい寸法は作りながら検討したいと思います。
DIYはフワっとした状態からスタートして、作りながら考えられるところが好きです。
キャスター付きの可動棚と、壁面上部に棚柱と棚板を取り付ける収納プラン。棚の奥行きは今まで使っていたカラーボックスと同じで、30cmにします。
材料をそろえる前に、もう少し詳しい図面をかきました。
キャスター付きの棚はリユース材を使う予定です!!
壁に棚柱を取り付ける
いよいよDIYスタートです。
まず、今まで使っていた棚や、床置きのモノを移動させました。
カラーボックスは下にバスタオルを敷き、滑らせながら他の部屋に運びました。
マイペースに一人で作業するのが好きなので、自力でできる方法をいつも考えています。
棚柱を取り付ける壁に、針付の下地探しを刺してみると、針が刺さりませんでした。
壁の下地は石膏ボードではなく、厚みは分かりませんが木の板のようです。
木の板が下にあるようなので、ここに直接棚柱を取り付けることにしました。
棚柱は4本取り付けます。
ロイヤルのチャンネルサポートASF-1 長さ600mmです。
棚柱はいつもこのシリーズを使っています。
下地の厚みは不明なままですが、長さ3.5mmのビスで棚柱を取り付けます。
天井から30cm下がったところに棚柱の天端を合わせます。
高さが揃わないと棚受けが上手に取り付けられないので、慎重に高さを合わせていきます。
壁からは5cm内側に合わせます。垂直を確認するために、DIY用のレーザーを使いました。
レーザーの代わりに、5円玉をタコ糸にぶら下げたものでも垂直の確認ができます。
高さと、垂直を確認しながら、4本の棚柱を設置しました。
棚板をカットする
棚板には厚み18mmで910mm×1820mmの大きさのの集成材を使います。
このままでは大きすぎて運ぶのが大変だし、縦方向に長く切るのは、自分では難しいので、ホームセンターで奥行300mmに合わせてカットしてもらいました。
壁面に取り付ける棚板は300mmピッタリでなくて良いので、残りの部分の板を使います。
棚板の幅は実際の壁の寸法より少し余裕がある方が動かしやすいかなと思い、82cmに設定しました。
板の寸法が決まったので、丸ノコでカットします。
固定したほうが切りやすいので、作業台と板をクランプで挟んでいます。
丸ノコで幅82cmにカットします。
カットの時に板が下に落ち、端が割れてしまいました。
もったいないので、このままヤスリで削って使います。
壁面の上部に付ける棚板2枚カット完了です。
奥行約30cm、幅約82cm、厚み18mmです。
棚板を棚受けに乗せる
棚板を取り付けるブラケットは長さ25cmです。
棚柱に棚受けと棚板を乗せてみました。
有効幅より約1cmをみて棚板をカットしたので、棚板と壁の間には余裕があります。
棚板と棚板の間にも余裕があるので、高さを変えたい時にスムーズに動かせます。
棚柱と棚板の間には、5mmほど余裕を持たせます。
ピッタリくっつけてしまうと、棚受けを動かす時のあそびがないので、棚受けの高さを変える時、動かしにくくなります。
棚受けを取り付ける位置は、棚板の端から4cmのところにします。
先ほど印した端から4cmのところに、棚受けを乗せます。
棚受けをビスで棚板に固定します。
棚板は厚み1.8cmなので、径3.5mm長さ1.2cmのビスを使いました。
ハンガーブラケットを取り付ける
今回使った棚柱ですが、棚受けだけでなく、ハンガーブラケットなどを組み合わせて使うことができます。
洗面脱衣室にはハンガーや、ちょっとしたものを掛ける場所があったら使いやすくなるかなと思い、今回はハンガーブラケットを取り付けることにしました。
棚柱に取り付けるとこんな感じです。
もう少し短いのでも良かったかな…
パイプはφ19mmで長さ92cmです。
このままでは長すぎるので、カットが必要です。
棚柱間の長さを計ると74cmでした。
パイプを計り74cmの位置に印をします。
パイプカッターを使ってパイプを74cmにカットします。
パイプには、エンドパーツ(ハンガーブラケットとパイプを固定するネジ)を付けるためのナットを打ち込みます。
パイプにナットをはめて、金槌で打ち込む準備をします。
金槌でナットを打ち込んでいきます。
これがなかなか大変で、ガンガン打ち込むがなかなかナットが入っていきません。
結局最後まではナットが入っていきませんでした…
ハンガーブラケットに取り付ける時、何ミリ誤差があるので、もう片方のパイプを1センチ弱追加でカットしました。
両方ともナットが打ち込めたので、試しにエンドパーツのネジを入れてみました。
ちゃんとネジは入ったので、一安心。
パイプとハンガーブラケットをエンドパーツで固定します
棚柱にパイプ付きのハンガーブラケットを取り付けます。
やっぱりブラケットはもう少し短い方がよかったかな…
パイプは色々とモノがかけられるので、今後の使い方が楽しみです!!
奥行の小さい棚を追加する
あと何枚か棚板を付けても良さそうなので、棚板を追加します。
奥行30cmの棚板の下に取り付けるので、もう少し奥行きの小さい板を使います。
家に厚み18mm、奥行き約18cmの板が余っていたので、そちらを幅82cmにカットしました。
棚受けブラケットは長さ15cmです。これも家に余っていたものです。棚柱は同じメーカーのもので揃えておくと、使い回しができて便利です。
奥行30cmの棚と同じ要領で取り付けます。
棚柱を使った壁面収納の完成
洗面脱衣室に棚柱を使った壁面収納が完成しました!!
上の棚は奥行30cm、下の棚は奥行18cmです。
棚板は同じサイズなので、自由に移動もできます!
向かって左の上段は高さ約180cmで、155cmの母でも背伸びすれば届く高さにしています。棚の上には吊戸棚BOXを置きました。
右側の上段は高さ約2mなので、台に乗らないと手が届きません。ここには使用頻度の少ないものをストックする予定です。
「ここだけちょっと新築になったみたいで嬉しいわ!!」
と母にも喜んでもらえました!!
まとめ
材料と費用
・ロイヤルチャンネルサポート ASF-1 600クローム ¥410×4=¥1,640
・ロイヤルウッドブラケット R032W(R033W)250クローム ¥505×4=¥2,020
・ロイヤルウッドブラケット A33(A32)150クローム ¥350×4=¥1,400
・Hバースチール19φ HB-19 921mm クローム ¥982
・ハンガーブラケット A-70S(内々用)250クローム ¥598
・打ち込みナット 19N ¥137×2=¥274
・エンドパーツ M8A クローム ¥56×10(10個売)=¥560
・棚板 厚み18mm 910mm×1820mm ¥6,480
・その他備品(ビス等) ¥1,000
・吊り戸棚収納BOX 4個セット ¥2,780
合計 ¥17,734