狭くて使いにくい我が家のキッチン
我が家のキッチンは正直使いにくい。
まずI型のキッチンですが、幅1m80cmです。
このサイズだと、流しの横のスペースが大体40cmくらい。
この40cmのスペースが唯一の、作業台スペースです。
料理の下ごしらえで、まな板を使ったり、
ボールを使ったり、すぐに場所が足りなくなります…。
そして、このキッチンのもう一つの大問題が、
洗った後の食器を置くスペースが作業台の上なのです。
もうこうなったら、作業スペースはありません…
いざ料理の準備の前に、洗い物カゴを移動させて、スペースを開ける作業が必要になります。
これってすごくめんどくさいんです。
結局、手前の少しのスペースを使って、作業することに…。
シンクの上に、調理スペースを広げるトレーを置いたりしましたが、
それでも、狭いのでものすごく使いにくい!!
いっそのこと、キッチン毎変えてしまって、容量のある外国製の食器洗洗浄機でも入れたい!!
だけど…予算的に現実的ではない…
キッチンが使いにくい原因を考える
これが問題だらけの台所スペース全体のレイアウトです。
問題1の赤い部分、
キッチンと、レンジ類が置いてある棚の間のスペース、広さは約75cmです。
一人がキッチンに立ち、もう一人がレンジ、ケトル、炊飯器を使う場合、75cmのスペースでは窮屈です。
問題1、収納量が少ないキッチンの棚
キッチン手前のスペースでは、カップボードではなく、無印良品のパイン材ユニットシェルフを使っていました。
上手に使いこなせず、ごちゃごちゃとしていました。
高さも天井2m30cmに対して、175.5cmだったので、上のスペースももったいない。
やっぱりカップボードの方が使いやすいのかなあ。
はじめは、このスペースに入る、奥行き50cmまで、高さ2mくらい、幅90cmのカップボードを探していました。
現状の棚は奥行40cmです。市販のカップボードは小さくても奥行き50cmはあります。
そもそも狭い場所なのに、
10cm奥行が狭くなるのもいかがなものか…高さがあると圧迫感もありそうだな…
下の図は無印良品の棚を使っていた時の簡単なレイアウトです。
問題2、奥行きが深すぎて使いにくい押入
問題2の青い部分は、もともとある押し入れです。
奥行が90cmあり、容量はあるのですが、
手前にモノを入れると、奥のモノは取り出せない。
カラーボックスにキャスターをつけて使ったりもしていましたが、
やっぱり奥の方は、使いにくい。
いつもこんな感じでごちゃごちゃ
ここは、元の棚を解体して、もう少し奥行きの小さい、可動式の棚を付けて使えないかな。
きっと解体したら、漆喰が剥がれてきて、大変だな…
この段階での、キッチンのDIY計画
この段階での計画はこんな感じです。
・押し入れ収納の改造
・吊り戸がないので、キッチンの上部に棚を付ける
・カップボードは新品だと10万円くらいするだろう
・カップボードだと奥行が550cmあり、圧迫感がありそう
・カップボードは一度置いてしまうと、処分に困る
・キッチン家電は同じ場所なので、混雑する動線が解決できない
・押し入れを解体すると漆喰の補修も必要
・吊り戸の代わりに棚を付けるには、タイルの穴を空けないといけない(タイルに穴を空けたことがない)
子供の一言がきっかけで、キッチンの動線を変えるプランを再検討する
しかし…
ある日のこと、例のキッチン前の75cmのスペースに、私と旦那さん、
いつものように、狭いからイライラ、
「レンジ使うの後にしてくれる?私今ごはん作ってるし!!」
無意識に言葉もキツクなります。
そのとき、子供がふと呟いた。
「そんなに喧嘩ばかりするんなら、レンジを違うところにおいたらいいのに」
(いや、喧嘩はしてないのよ…でも子供から見たら喧嘩なんですね…)
そうか!!根本問題!!キッチン前の75cmスペースの密集問題が、今までの計画では全く解決していないじゃないか!!
いや~、子供は凄いです。
ズバリ言いまいた。
解決策を!!
この狭い台所スペースで、動線を変えるなんて、まったく考えていませんでした。
そうです、キッチンの手前のスペースと、押し入れの部分、
ここを2方向の動線に変える計画で再検討しました。
・キッチン家電は押し入れの中に置こう(電気工事が必要)
・押し入れはキッチン家電のほか、小物類を自由に入れられるように、可動棚を付ける
・キッチンの後ろはカップボードではなく、棚柱を使って、天井までの高さを生かした、可動式の棚を付けよう(そのほうが圧迫感もない!!)
それでは一つづつ改善していきます!!
キッチン改造DIYシリーズの記事はこちら